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水産加工品マーケティングセミナーが開催されました!

水産加工品マーケティングセミナーが開催されました!

3月23日(水)に、小樽水産加工品ブランド推進委員会が主催の「水産加工品マーケティグセミナー」が、いなきたコミュニティーセンターで開催されました。講師には、POPを使用したマーケティングの第一人者である沼澤拓也先生を招き、「POP広告で売上倍増」というテーマで、水産加工の企業だけではなく、食品製造業や小売業の方も参加し、商品を販売する際に共通するアピール方法のひとつ「POP広告」の作成手法を、講義やグループワークを通じて学びました。

主催者である、小樽水産加工品ブランド推進委員会太田委員長の挨拶に続き講義が始まり、沼澤先生から、実際に使用されているPOPを提示され、「POPに食べ方の提案が入っていると、お客さまを引き付ける」、「POPは安く売るためのものではなく、価値を表示することにより適正な価格で買ってもらうためのもの」、「パソコンで作成したPOPより手書きPOPの方がお客さまの反応が良い」、「その際、幼稚、素朴、下手さ加減が大きいほど良い」、「お客さまが感動して口コミするようなしかけが必要」という説明がありました。

その後のグループワークでは、まず、自社商品をお持ちになった参加者が1分間でその商品をPRした後、POP作成の実技に入りました。マーカーや色の使い方、文字を図形に見せる書き方を沼澤先生に教わり、①誰に進めたいか、②どんなメッセージをその人に伝えたいかを考えながら、30文字程度の文章にまとめ、自社商品のPOP広告を作成しました。最後はグループの代表者が出来上がったPOP広告を発表するという、非常に実用的で実のある内容となっていました。

沼澤先生からは、「本日作成したPOPをぜひ売場で使ってみてほしい」「今後作成するときは、店のイメージカラーの紙を使ったり、季節で色を変えることも良い」と説明され、参加者からは、「おもしろかった」「非常に勉強になった」「実際の売場でのイメージがわいた」という感想が聞かれました。

このセミナーで学んだことを生かし、今後の販売力の向上や商品の魅力アップにつながることを期待しています。

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